採用コンサルのつぶやき

大手外食チェーン人事部にて採用全般をプロデュース。2005年より人材系企業に転職し、現在、採用コンサルタントとして、苦戦する企業の採用活動のお手伝いをしている、「採用コンサルタント」のつぶやきを掲載。

会社説明会についてvol.4

今回は、「会社説明会」の中で実施いたします、「グループワーク・ビジネスゲーム・グループディスカッション」についてご説明いたします。
まずは、会社説明会の解説の中で、ご案内いたしましたが、プログラムとして、「グループワーク・ビジネスゲーム・グループディスカッション」のいずれかは、導入が不可欠です。
それは、講義一辺倒では、参加した学生の記憶に強く残ることは無いからです。
就活のなかにおいて、学生は、非常に多くの企業を訪問し、「会社説明会」に参加します、その中で、講義一辺倒の「つまらない会社説明会」は学生の記憶の中で埋没していってしまうのです。


□ビジネスゲーム・グループワークについて

まず、「会社説明会」において、ビジネスゲーム・グループワークを実施する目的について、ご説明いたします。
それは、説明会を双方向型にするためです。
前回のところでも、ご説明いたしましたが、採用選考の全プロセスにおいて「情報提供をシリーズ化」しなくては、いけません。よって、「会社説明会」では、ホームページや求人サイトに掲載していない、新しい情報を提供いたします。
また、講義スタイルで、学生に対して一方的に話をする説明会は好ましくありません。
学生は非常に多くの会社説明会に参加しますので、その中で印象つけるためには、「楽しかった」・「役に立った」というイメージが大切になります。

なお、会社説明会自体の動員に苦慮されている企業などは、その、説明会のPRに「参加型セミナー」と銘打って、会社の説明だけではない、就職活動に役立つ、楽しいセミナーと謳う事で、増員が図れます。

では、実際のプラグラムですが、これは、各企業の考え方で、様々な手法が考えられます。

とにかく、「楽しい」と感じてもらいたいのであれば、「ラボラトリー型グループワーク」が良いでしょう。
これは、参加者をグループ分けし、テーマを与え、グループ毎に、結論を見つけていくゲームスタイルのものです。
非常に楽しく進めていくことができますし、最後のフィードバックをきちんと行なえば、意識付けにもなります。
ただし、これは、ファシリテーター(進行役)の度量が、大切となるため、不慣れな場合は、アウトソーシングされたほうが良いでしょう。

次に、グループワークを通じて、選考をしたいという場合には、2種類の方法があります。
1)ビジネスゲーム
 上記の「ラボラトリー型グループワーク」と同様にグループ分けをし、テーマを与えます。
 なお、「ラボラトリー型グループワーク」では、その答えに優劣はつきませんが、「ビジネスゲーム」では、明確に正誤および順位がつきます。
 選考ポイントとしては、各グループ内においての役割分担を見極め、各人の資質を見ることができます。
2)グループディスカッション
 これは、割と古典的な手法ですが、テーマを自社の業務内容に当てはめることで、参加者の企業理解度を高める作用があります。
 また、その、ディスカッションの様子を見ることで、積極性・リーダーシップ・論理性を選考することができます。
 ただし、最近では、議論が白熱し、負け組みを生んでしまう、マイナス効果を懸念する声も出ています。

プログラム構成としては、トータルで1時間以内が良いでしょう。
いずれの方法をとるにしても、BGM等を使い、参加する学生にリラックスしてもらい、堅苦しさから開放してあげることが重要です。
そうすることで、終わった後に、この会社は楽しそうだという印象が残るのです。

では!また。


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会社説明会についてvol.3

はい、「会社説明会」についても第三段となってきました。
ここでは、具体的なプログラムの内容や進行方法について解説を致します。

まず、最大のポイントは、「学生に対してあるがままの情報を伝える」ことです。

えっ!そんなことしたら、辞退率が上がっちゃうヨ!と思われた採用担当の方。
そうです。それで良いのです。 「あるがままの情報」に対して、良いと思う学生もいれば、嫌だなと受け止める学生もいてよいわけです。
例えば一般的にきついイメージのある仕事であっても、その仕事の本当の意義や魅力までも含めてきちんと伝えることができれば、「やりがいがありそう」「面白そう」などと感じたり、興味を持つ学生も出てくるはずです。それこそが、マッチング精度を高める情報提供になります。
こうして偽りなく自社の「素」の姿を伝えていく企業の姿勢は、「採用ミスマッチ」を防ぐというだけでなく、学生からの評価を高めるポイントにもなります。また、応募の動機形成や入社意欲を高めることにもつながり、その後の辞退率を下げることにもなるのです。

また、伝えたいことを満載してもいけません。
長時間の会社説明会は学生を疲れさせてしまい逆効果となってしまいます。
全てを会社説明会で伝えるのではなく、「情報提供をシリーズ化することが大切です」 学生の視点に立ったときに、「就職サイトを見たとき」・「会社説明会に参加したとき」・「選考に進んだとき」と段階を追うたびに、新しい情報があり、新鮮さを感じてもらう、奥の深さを感じてもらうが必要です。

自社の強み弱みを分析し、明確にビジョンを伝えていくプログラムが必要です。
また、学生が一番知りたいこととしては「具体的な仕事内容」・「会社や職場の雰囲気」というアンケート結果が出ています。
よって、プログラムとしては、求める人物像により近い、社内の人物にスポットをあて、人物紹介と担当する仕事の紹介をすると、伝わりやすく、共感も得られやすいです。
その際に、その方の上司や先輩・後輩のインタビューを行い、同時に紹介するスタイルを取ると、更に、理解度が高まり、職場の雰囲気も伝わるでしょう。

プログラム構成としては、「会社説明・仕事説明」で1時間程度とし、「ビジネスゲーム・グループワーク」を30〜40分程度とし、説明会全体で2時間程度が良いでしょう。
また、プログラム内容および終了予定時間は、必ず、事前に告知し、終了予定時刻はゆとりを見て想定し、超えることの無いようにしなくてはいけません。

会社説明会については以上です。
次回は「ビジネスゲーム・グループワーク」について解説いたします。

では!また。


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会社説明会についてvol.2

はい、では、第二段として「会社説明会」のプログラムの構成と内容についてご説明いたします。

この説明を聞いて「会社説明会にプログラムもへったくれも無いだろう」と思った、あなたは、完全に「会社説明会」を誤解しています。
「会社説明会」はその名のまま「会社を説明する会」では無いのです。

自社に対して何らかの興味を持ってくれた学生に対して、その興味をくすぐる内容でなくてはなりません。
また、自社とのマッチングを自らが感じ取れる内容にするのです。 
一言で言えば、学生に対して自社のプレゼンを行なうのです。
だから、採用は「マーケティング」であると言われるのです ⇒ 自社の強み・弱みを分析し、求める人物像を明確にし、採用ターゲットを定めたうえで、どのような目的を持って訴求するかを考えなくてはなりません。

□ポイント
学生に何を伝えるのか、何を理解してもらうのかを明確にする。
学生が知りたがっている情報を整理し、順序良く伝える。
一方的な講義形式にしない(全てにおいて双方向性を持たせ、メリハリを持たせる)
自社の情報だけでなく、業界情報等を織り込み、就活に役立つ内容にし、それを訴求する。
説明する内容は、HPやパンフレットに載っている内容と重複させない。
実際に「会社説明会」にて、説明を行なう人の人選は慎重に行なわなくてなりません。
 ↑理想的な人:入社2〜5年の若手社員で、モチベーションが高く、自社の理想に近い人物を据える。
あえて、自社のウイークポイントや課題としている事柄を伝える。
 ↑都合のよいことだけを伝える企業ではないという印象になる。

過去の成功事例
人事部の採用担当を社内公募し、そこで選ばれた人物(入社2年目の女子社員)に説明を任せたのですが、その者に自分は「社内公募」に応募し、今、こうして説明していると、話させたところ、非常に受けが良く、その後のエントリー比率が、前年に比較して10%程度向上しました。

vol.2はこの辺まで
次回はプログラム内容を何点か取り上げます

では!また。

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会社説明会についてvol.1

既に「会社説明会」「セミナー」の開催ピークは過ぎた企業が多いかと思いますが、ここでは、会社説明会での他社との差別化を狙ったプログラムや手法についてご説明してまいります。

学生は会社説明会を通して、その企業への志望動機を高め、応募企業を絞っていきますので、会社説明会の内容は非常に重要となります。また、学生の口コミ(就活ブログ・就活日記)のパワーは凄いですので、良い・悪いともに風評として、その年だけでなく、後輩にまで語り継がれますので、肝に銘じて取り組む必要があります。

余談ですが、こんな噂話も過去にありました「求人サイトの"一括応募"は企業側で見えているので、選考のときに不利になる」 この話が駆け巡り、結局、その年の「一括応募」の比率は前年比▲30%程度になった。 そんなこともありました。

話を軌道修正しますと、その位、「会社説明会」は重要であると言えます。

悪い印象を与えることは、志望動機を低めるだけでなく、即、辞退へとつながり、ひいては、口コミにより、それ以降の動員に影響し、下手をすれば翌年まで、尾を引く可能性があります。
では、どのような点に注意をすれば良いのかを下記に記します。

□第一印象
笑顔で明るく挨拶をする。
これは、人事部スタッフはもちろんのこと、説明会会場が自社の場合は、事前に社員の方に説明会開催の告知を行い、無関係の部署の方でも、気持ちよく、挨拶を学生にすることで、計り知れない効果をあげます。
それを、あえて行なう企業もあります。
決して便利な場所にあるわけでもない本社オフィスでも、そんな、演出をすることで、学生の気持ちを釘付けにすることが可能です。

学生も今は多数の会社説明会に参加(平均20〜30社)しますので、企業を選別する厳しい目を持っています。
よって、自分への対応だけでなく、他の学生への対応や会場内の社員同士の会話など、細かいところまで、良く見ています。
ですから、あからさまに、大学名で対応を変えたり、専攻や性別で対応を変えるようなことをすると、優秀な学生ほど逃げていってしまいます。

−説明会プログラム以外での学生との雑談の進め−
学生の顔と名前を一致させ(大変ではあるが名札を配る等)、何がしかの接点から雑談に引っ張っていく。
 ↑○○君は遠くからの参加ありがとう
(人事の人が自分のことを知っていてくれるは喜びである)
 ↑○○君は当社の△△部の後輩に当たるんだよ・・・

ポイント
役職者は説明会には参加しない、学生が引いてしまう(トップセミナーは別 ⇒ これについては後述いたします)
入社2〜5年程度の若い社員メインで進行し、学生とより近い目線で話をすることで、共感を引き出す。
部活やサークルの先輩が、就活の相談に乗っている感覚が重要。

vol.1はこの辺まで

では!また。

ブログ始めます

渋谷で働く「採用コンサルタント」です。

これから、さらに厳しさを増す、採用マーケットについて、解説とさまざまな手法について、ご紹介してまいります。

私、長年、外食産業の人事部にて、採用活動をしてまいりましたので、世間で言う「不人気業種」でした。

よって、就職氷河期と言われる中でも、極めて、苦戦する活動をしてまいりましたので、そこで、行いました、様々な工夫やテクニックを、このブログにて公開していきたいと思います。

企業の採用マン(ウーマン)の皆様の参考にしていただければ、また、就活をされている学生さんには、対峙する採用担当者の心理を読み取り、参考にしていただければ、幸いです。

では!また。

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