採用コンサルのつぶやき

大手外食チェーン人事部にて採用全般をプロデュース。2005年より人材系企業に転職し、現在、採用コンサルタントとして、苦戦する企業の採用活動のお手伝いをしている、「採用コンサルタント」のつぶやきを掲載。

採用ポピュリズム

採用ポピュリズム


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2008年度春の新卒採用数が対前年比伸び率13.3%増で4年連続の二桁増となった。伸び率は07年春の20.9%から7.6ポイント減少するが、依然高水準。幅広い業種で大卒採用を拡大する動きが広がっている。
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日本経済新聞4/25掲載


新卒採用市場が大きく変わっていますね。

求人倍率2.14倍。
何か、「ねるとん」を彷彿とさせます! 「貴さ〜ん チェック!!」
 ↑あっ、わからない人が多いですね・・・ ○| ̄|_




ただ、こうなってきますと、企業側の人事としては、なんとしても、ノルマこなさなくちゃいけないということで、学生へのアプローチが激しくなり、メル友のような関係になったり、SNSを活用したコミュニティーを作ったり、内定者とのランチ、一緒に飲みに行く。

どうしても、学生寄りになり、受けの良い話ばかりするようになったりします。
何か、営業マンが接待攻勢でムリに販売をしている感じがします。


しかし、これでは、本質を見誤っている気がしてなりません。


今後を想定してみますと、


■企業に口説き落とされて入社した学生
お客様意識が強く、入社後に、ガラッと変わる環境のギャップについていけなくなる。

■人事の採用担当が親切で、そこを基準に入社した学生
実際に一緒に働くのは、人事スタッフではなく、業務がスタートすると、聞いていた話しと、全く話が違う!
自分の理想とかけ離れていたため、ギャップに苦しみ、退職。



よって、企業の人事部採用スタッフは、厳しい、採用環境ではありますが、採用数を求めるのでは無く、この環境下だからこそ、質を求めるべきです。
「イヤな客には売るな!」の論理展開で、採用活動を行う必要があります。
学生迎合の採用活動で、数を稼いでも、3年以内の離職率を上げてしまうだけだと推測できます。

また、先を見据えて、いまのうちから考え抜いた就職活動ができるように、導いてあげる必要があるのかもしれません。
私が、以前、面接でよく学生さんに、就職活動の指導みたいなことをお話しました。
当時は、就活の方法論的な話でしたが、今後は、就職後のあり方みたいな説明が必要なのかもしれません・・・

特に、私は、同じような環境下にありました「バブル採用世代」ですので・・・


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内定面談

内定面談

4月も後半に入ってきたことで、かなりの企業が「内定」を出し始めています。
ただし、内定を出してからと言っても安心はできません。
また、「内定承諾書」を取ったからといっても、全く、安心はできません。

よって、学生に対して、「内定承諾書」の縛りをつけたり、他の応募企業に辞退の電話をかけさせたりする事は、逆効果になりかねません。
大切なのは、「この会社に入りたい!」と思ってもらえるような動機形成をすることなのです。


□複数内定を持つ学生の分類
過去のネット調査結果では下記の結果になっています。
・44%の学生が1社以上の内定を獲得
・内定獲得学生の57%が複数内定を獲得
・内定獲得学生の30%は3社以上の内定を獲得



実は、学生のモチベーションが一番高いのは、内定が出たときなのです。
そこからは、下降曲線を描きます。
なかには、「内定コレクター」と呼ばれる数十社の内定を持つ学生などは、印象の薄い企業は内定が出ていることすら忘れている場合があります。


ですから、内定を出した場合には、必ず「内定面談」を実施することが重要です。
それは、内定者に「なぜあなたを選んだか」ということを伝えることです。

簡単だと思われるかもしれませんが、実はこの視点を持っている企業はまだまだ少ないのが現状です。
応募者の方には「なぜ当社を選んだか」ということは質問するものの、その逆を伝える機会は持っていないのです。

内定者の方も、自分のどこを評価してくれたのか、明確にわかっている方が、好印象を持ってくれるはずです。


では!また。




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会話のマナー(会話のTPO)

会話のマナー(会話のTPO)


さあ、本日は、ちょっと一休みで、普段とは違う内容にしてみました!


さて、4月になりますと、各社、新入社員が入社となりますが、多くの企業では、新入社員向け研修の中で、ビジネスマナーを取り入れられるのではないでしょうか。
その中では、表題の「会話のマナー」は重要度が高いと思います。
ただし、それを自分に置き換えた場合、果たして、会話のマナーとして正確にできているか、ちょっと自信の無いところでもあります。

知らず知らずのうちに、身内言葉を使っていて、話し相手に怪訝な表情をされてしまうこともあったりします。

よって、会話のマナーの中で、今回は「カタカナ語」について、簡単に解説させていただきます。
いわゆる友だち言葉や身内や仲間内で使っている言葉がカジュアルファッションだとしたら、社会生活では言葉もフォーマルな装いに着替えるのがコミュニケーションのマナーと言えるでしょう。
オフィスで仕事をしている時に、またはあらたまった席で、あるいは目上の方や立場の上の方など相手との関係で、言葉の使い方や話し方を変えるのは会話のTPOです。
また、特定の業界だけで通用する業界用語やカタカナ語を日常の会話に持ち込むのは、業界が異なりますと、同じ言葉でも意味がまったく異なることもありますので注意が必要です。

代表例で言いますと「デフォルト」があげられます。
この用語は、コンピューター用語としましては、「初期設定」を意味しますので、SEの方等は「基本的に」という意味で使用することが多いようです。

例 「明日の出社時間は?」との問いに「デフォルト10時」という形です。

ただし、金融業界では、この用語は「債務不履行」の意味で使用されることが多く、前後の文脈によっては、まったく異なる言葉になります。
ですので、他業界の方と話をする際に使用するには不向きと言えます。

また、同様な例で言えばメモに使用する言語として「CB」があります。
一般的には「コールバック」なので、折り返し電話をかけて欲しいという使い方ですが、金融界では、どちらかというと「convertible bond(転換社債)」の意味に使用することが多いでしょう。

いずれにしましても、会話のマナーとして、TPOをわきまえて使用することが重要です。

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□カタカナ語例
リテラシー/活用能力・モラルハザード/倫理崩壊・ミッション/使命・マンパワー/人的資源・ボトルネック/支障・ブレークスルー/突破・プライオリティー/優先順位・トレーサビリティー/履歴管理・デジタルデバイド/情報格差・ソリューション/問題解決・スキーム/計画
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「これらの strategy を drive することは、 revenue を maximize する上でmust な factor となります。みなさんの team target においても、より accelerate を効かせた planning をお願いしたいと思います ・・・ 」
「英語だらけの日本語を使う人」増加しています・・・
英語ばかり使ってわけのわからないスピーチをするような人になってはいけませんね!
 ↑でも、利口そうに見えちゃうから、厄介ですね。



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求人票の有効活用

求人票の有効活用


このブログをご覧の採用担当者の方は、新卒学生の採用において、大学(専門学校)に「求人票」は提出されていますか?


こんな声が聞こえてきそうです・・・
「いやぁ、いまどきの学生は、学校の求人票なんか見ないでしょう」
「求人票って、今の時代にも関わらず、手書きのうえに各校で書式が違うから、提出しきれないんだよね」



しかし、採用難の時代に突入し、超売り手市場の中、求人サイトのオプションに多くの資金を投入する前に、この「求人票」の効力を見直す必要があると考えます。


では、なぜ、「求人票」なのか?

1)学生は意外に就職課を訪れている。
企業側担当者が、考えているよりも、実は多くの学生が就職課を訪ねており、就職相談が実施されています。
就職課のベースは「求人票」ですので、提出がされていない企業はおざなりになる可能性があります。
また、特に「秋採用」などでは、学生は極めて迷っていますので、就職課を頼りにする傾向があります。

2)求人票フォーマットは自社のオリジナルでOK
過去に求人票を提出したことのある企業などでは、学校から指定の「求人票」が送付されてきていると思いますが、実は、大半の学校は指定フォーム以外でも受け付けています。



「求人票」送付のポイント

1)送付時期は10月〜2月
学校側の事情で、求人票を欲しがる時期なのです。
 ↑本校には○件の求人が来ていると発表したい。
 ↑企業側も2月以降は選考スケジュールがタイトなので、できる限りは12月までに送付を完了することがベストです。

2)求人票も情報更新が必要
求人サイトの情報更新は、どちらの企業もされていると思いますが、求人票も情報の更新が必要です。
 ↑6月時点で募集を継続する場合は、継続している旨を伝える。
  (学校側の手間も省けますので、学校担当者の心証も上がります
 ↑9月時点で募集を継続する場合は、継続している旨を伝える。
  (秋採用です。しかし、以外にこの時期は優秀な学生が就職課を訪ねています)
  (マスコミ志望等で失敗した優秀層などが結構います)
 ↑1月時点で募集を継続する場合は、継続している旨を伝える。
  (この時期は募集自体も少なく、また、選考も継続しているか、先生方もわからないため情報提供は有効です)
  (確立は落ちますが、以外に優秀な体育会学生などの採用ができます)
  (私の経験則では、駅伝部の学生で、箱根に出るため、就活を一切していなかったという、学生を採用したことあります)

3)学内ネットインフラ
あまり知られていないのですが、一部の大学などでは、求人情報が学内ネットインフラに掲載されている場合があります。
これは、求人票を提出しないと掲載されないので、非常に有効です。
また、これを大学間で共有している所も増えてきています。

4)ターゲットは全学部にする
よほどの理由が無い限りは、募集は全学部ににして間口を広げるほうが良い。
選ぶのは学生ですから・・・

5)専門学校への送付は有効
専門学生の採用をされている企業は、今からでも遅くありませんので、すぐに「求人票」を送付するべきです。
実は、専門学生の就活は、学校にある求人票がメインなのです。
それは、彼・彼女らも、リクナビ等の求人サイトで活動をするのですが、結構な企業に、エントリーレベルで落とされてしまうのです。
実は、求人サイトには「四大のみの採用」とは掲載されないため、専門学生の募集が、本当にされているのかが、わからないのです。

よって、専門学生は、学校にある求人票を見て、その後に、求人サイトからエントリーしているのです。


ネット社会になり、「web2.0」時代ではありますが、だからこそ、旧態としたものが成功への道しるべとなることも多いのです。



では!また。




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