採用コンサルのつぶやき

大手外食チェーン人事部にて採用全般をプロデュース。2005年より人材系企業に転職し、現在、採用コンサルタントとして、苦戦する企業の採用活動のお手伝いをしている、「採用コンサルタント」のつぶやきを掲載。

採用したい学生に欠かせない条件とは?

採用したい学生に欠かせない条件とは?


企業の採用担当者にアンケートをとりますと「コミュニケーション能力」・「積極性」・「協調性」・「適応力」との答えが毎年集まります。
ただし、若干、変化の兆しが見られるのは、ここに来て「地頭力」と答える方が増えてきています。

その理由としては、下記の3点が挙げられます。
(1)生き残り競争が激化するビジネスにおいて人材力こそが企業力の差になる時代になったこと
(2)学歴偏重から、実社会で成果を出す能力が大切となったため
(3)少子化、ゆとり教育の影響で優秀層が減っているから



■「地頭力」の定義
ミクロの「地頭力」とは、コンサルティング会社や外資系企業の面接試験で良く出される質問、たとえば「日本全国に床屋は何件あるか?」といった問いに対する回答のプロセスで見極めようとされる能力で、「論理構築力」「抽象化能力」「頭の回転の速さ」を計測する。
マクロでは、人間としての賢さとして、「理解力・バランス感覚・コミュニケーションでの勘の良さ・機転が利く・空気が読める・素直・吸収力が高い」といった能力を計測する。
ミクロの「地頭力」が「キレ者」だとすると、マクロは「賢者」のイメージに近いと言えます。

しかし両方に共通しているのは、それが偏差値的な学力・知識量のことではなく、現実社会で有効な成果をもたらすための思考力を指すことである。

ただし、一部の大手企業では、そう言っても、選考する側の意識改革や手法を根底から覆すことはできず、「地頭力=大学偏差値」ではないが、計測方法がわからないので、プラス「出身高校」で計測なんて事をしている企業もあります。 ようは、大学だけでなく高校が進学校であれば、「地頭力」が高いであろうという考えです。(私は肯定はしませんが一理はあるかもしれません)


■「地頭力」のよい学生は圧倒的に減っている!
企業の求人総数は91年卒が約84万人、08年卒が約93万人と約11%増えている。一方、就職を志望する大学生の数は91年卒が約29万人に対して、08年卒が約44万人と約52%も増えています。
求人総数は08年卒のほうが多いのだが、大学生の母数がそれ以上に増えたため、求人倍率はバブル期の方が高い。
ところが、人口は少子化の影響で激減しており、91年に22歳に達する出生人口は189万人、08年のそれは138万人と、約73%に減少している。
適齢人口は大幅に減っている(73%)のに大学生は大幅に増えている(152%)のは、進学率が大幅に上がったためです。
今や大学全入時代(大学定員数が受験者を上回る)となり、誰でも大学生になれる時代となったと言える。
仮に人口における優秀者の確率が一定だとする。人口が少子化で減っているわけだから優秀人材の絶対数も減ることになる。
ところが大学生の数は大きく増えており、単純計算すると現在優秀な大学生に出会える確率は、バブル期の2分の1の確率になるわけです。
大学生のレベル低下を数値的に捉えるならば、このような結果となります。




では!また。




コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://saiyou.blog63.fc2.com/tb.php/104-55e654b5
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)