5月も後半に入り、多く企業が新卒採用については一息ついているところと存じます。
まあ、まだまだという企業もおありでしょうが、今回は、取り急ぎ、一旦、採用活動の振り返りについて解説いたします。
意外に、この振り返りが、おざなりな企業が多いのが現実です。
もう、終わったことを「あれこれ言っても」みたいな空気があったりします。
これは、大きな間違いです!!
自社の行動履歴を残し、何が効果的で何がダメだったのかを分析しなくては、採用難の時代を勝ち抜くことはできません。
まずは、今期の採用活動計画をベースに、現状の推移状況を各選考プロセスごとに分析する必要があります。
その、分析結果から採用マーケットの現在の状況や環境を正しく理解し、自社の置かれている状況を認識し、残りの採用活動と来期の採用計画の立案をしなくてはいけません。
□採用マーケティング
採用マーケットは景気動向に大きく影響を受けます。
また、応募者は就職活動の中で、概ね「業界軸」・「職種軸」といった形で動きますので、自社を取り巻く環境に注意を払い、情報収集と分析を行なう。
□自社のベンチマークとなる企業を定め動向をチェックする
採用上のライバルは、営業上のライバルと異なることが多々あります。
これは、応募者目線の競合ですので、必ずしも同業になるとは限りません。
たとえるならば、「人材系企業」と「量販店」なども業種・職種ではライバルに見えないのですが、応募者目線で見た場合には、人軸の「ヒューマンリソースマネジメント」といった意味合いで競合となるのです。
その中で、自社と採用競合となる企業をベンチマークし、初任給金額・採用人数・各選考別の動員数等を予測し、自社の数値と比較することで、自社の採用にかかる「強み」 「弱み」を分析するのです。
□採用力の把握と強化
各選考プロセスごとの数値を算出し、どこが、ボトルネックになっているのかを明確に把握する。
可能であれば、同業他社の数値を取り、比較することが望ましいです。
(ただし、各社、この数値は機密事項扱いですので、個人ネットワークが必要となりますネ)
また、継続的に数値を取ることで、対前年比等ができるため、数値を落としているようであれば、原因を分析し、対策を早めに打つことができます。
それが、「採用力」となるのです。
意外に多いのが、まずは、数を集めるのが先決という施策で、webDM等を不特定多数の学生に大量に配布し、エントリー数は確保するが、求める人物像との乖離が大きく、結局、セミナー段階で大きく数値を落としてしまう。
このような場合には、まず、最初の告知「採用広報」の段階から、求める人物像を露出していき、ハードルをあげておく必要があります。
この、ハードルをどこに設け、どの程度の高さにするのかを、年間採用計画の中で決定しておかなくてはなりません。
今回はこの辺で。
では!また。
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