採用コンサルのつぶやき

大手外食チェーン人事部にて採用全般をプロデュース。2005年より人材系企業に転職し、現在、採用コンサルタントとして、苦戦する企業の採用活動のお手伝いをしている、「採用コンサルタント」のつぶやきを掲載。

内定式の傾向と実施時期

内定式の傾向と実施時期

さて、『内定式』ですが、最近は行なわない企業も増えてきています。

以前はこの『内定式』が、大きな節目とされており、就職協定時代には、この『内定式』以前は内定では無く『内々定』と言い、『内定式』で正式に内定証書を授与し、互いに厳かな儀式をしたわけです。
現在でも、同じ方法をとられている企業も多いです。
私の所属する会社も、10月1日に内定式を実施し、内定証書授与をやっています。

では、『内定式』を行なわない企業は、なぜ?行なわないのかと言いますと、大手メーカーを中心に『秋採用』であったり、『通年採用』であったりを導入し始めており、一律に10月1日に『内定式』を開催することが難しくなったと言うのが実情です。


『内定式』実施の目的

1)入社意思の確認
企業側としては、この『内定式』をひとつの節目として、『内定証書』を出すのだから、事前に『入社承諾書』を提出してくださいと言い易い。
また、『内定式』を儀式化することで、内定者に最終的に入社する意思の確認作業がやり易いと言えます。
なお、学生も『内定出し』から時間が空いていることで、目標を見失ってしまう場合もあるため、『内定式』のように、社長や役員が出席する『内定式』に出席することで、社会人としての実感を感じることができるので、効果的といえます。

2)内定ブルー払拭
上記にも書きましたが、現在の就活は、内定から入社までの期間が長いため、内定時点で燃え尽きてしまい、その後、自分は社会人としてやっていけるのだろうか?等々の不安にかられる『内定ブルー』の学生が増えています。その、不安を払拭するにも『内定式』は効果的です。

3)内定フォローの一環
上記の『内定ブルー』防止および『内定辞退』防止に定期的に研修や会食を実施しているのと同じ感覚で『内定式』を実施している企業もあります。


効果的な『内定式』開催の薦め

まだまだ、多いのですが、本当に儀式としての『内定式』としか開催しない企業です。

このような『内定式』では、学生は『一方的な説明で飽きてしまった』『ずっと立たされて疲れてしまった』『偉い人との会食で会話が続かなかった』と感じています。
これでは、せっかく費用をかけて、社長を含む役員の時間を拘束してまで、実施する意味がありません。

効果的な『内定式』のプログラムとしては、学生を飽きさせない形式を意識し、形式的なものはコンパクトにし、会社側と内定者のコミュニケーションに時間を割く形が良いでしょう。

実例としては『先輩社員(入社2〜3年)の失敗談』⇒成功談は往々にして自慢話に聞こえてしまうので、失敗談が受けがよいです。
『レクリエーション』⇒ボウリング大会など 『グループワーク』⇒研修のイメージ 『父母同伴の説明会』等々



『内定式』自体が様々な形に変化しており、実施しない企業も増えていますが、私は、節目として開催されることを薦めます。
ただし、形式的部分は最低限とし、イベントとしての要素が大と考えます。
いずれにしても、コミュニケーションは重要なファクターなので、意味のある実施を目指すことで、成果になると考えます。



では!また。







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