採用コンサルのつぶやき

大手外食チェーン人事部にて採用全般をプロデュース。2005年より人材系企業に転職し、現在、採用コンサルタントとして、苦戦する企業の採用活動のお手伝いをしている、「採用コンサルタント」のつぶやきを掲載。

採用マーケティングの本質

採用マーケティングの本質

今回は、「採用マーケティング」の本質部分について解説いたします。
この「採用マーケティング」という言葉は当ブログでは、たびたび解説をしていますが、今回は具体例をあげて、その本質部分について解説を実施いたします。

まず、「マーケティング」という言葉をgoo辞書で調べますと、下記の回答になります。

消費者の求めている商品・サービスを調査し,供給する商品や販売活動の方法などを決定することで,生産者から消費者への流通を円滑化する活動。

では、「採用マーケティング」になるとどうなるのかです。
「消費者」の部分が「求職者」になり、新卒採用であれば「学生」ということになります。
ようは、「求職者(学生)」が、何を求めているかを調査し、それに合わせた訴求を実施し、自社の求める人を自社へ誘導することになるのです。

では、具体的な方法について、一例を挙げます。

採用担当者は、ターゲット人材(学生)との価値観の違いを認識することが重要であり、採用成功への第一歩になる。


□採用ターゲットの育った社会環境を記述します。
1985年生まれ(22歳)
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00歳:85年 電電公社・専売公社・国鉄の民営化/プラザ合意/バブル景気のスタート
06歳:91年 バブル景気崩壊
12歳:97年 山一證券自主廃業/リストラ企業の増大(身近な人で失職する人が出現)
15歳:00年 求人倍率は最低に
17歳:02年 就職氷河期(四大卒の約半数が就職ができない)
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ターゲットとなる人材の社会環境の背景を理解することで、採用手法を考えることができます。
まず、物心のつく小学校入学時に「バブル崩壊」を見聞きし、一番、多感な時期である、中学校の入学時には大手金融機関の破綻を目の当りにしました。
それにより、高いロイヤリティを持って働いてきた親世代が会社にリストラをされるのを見聞きし、大学受験を意識するときには、就職氷河期が訪れ、兄姉や先輩が就職活動に苦労している姿を見て学生生活を送りました。

よって、傾向的に「組織に依存することの無く、自身のキャリアを積むことを重視」する人が多いです。
また、「自分の可能性を最大限に高めたい」と考えており、「成長実感・成長期待・存在価値の実感」を求めています。


では、このターゲット層には、どのような訴求が良いかと言いますと、「会社の本質」や「仕事の本質」部分の露出が効果的です。
求職者(学生)に客観的に判断できる材料を提供することが重要です。

ようは、実例を挙げて、凄く大変な仕事に取り組んだが、結果として、仕事を通して、このような形で成長ができたという物語を見せてあげることが効果を挙げます。

現在は、非常に採用が困難になっていますが、その中で成功する企業は、自社の求める人物像(採用ターゲツト)を明確にし、そのターゲット層が求める情報を提供しているのです。
まさに、マーケティングの勝利といえます。
自社の条件を提示し、それに会う人に来てもらおうという発想では、採用活動において勝利はできません。


では!また。




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