「共感型採用」
京セラ創業者の稲盛和夫氏は著書の中で「人生・仕事の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力」と書かれています。
これは、私の主観も入るのですが、どんなに熱意や能力があっても考え方が「0」であったらダメであるということだと思います。
加算ではなく乗算なのも、元となる考え方が「0」であれば、どんなに高い熱意や能力も最終の結果は「0」なのだということではないでしょうか?
これは、採用にマッチすると思います。
「求める人物像」について、経営者の方や人事担当者の方とお話を致しますと、「即戦力」であったり「コミュニケーションスキル」であったりを求められるケースが多いのですが、最近の潮流として「共感型採用」というものが生まれてきました。
これは、自社のビジョンや企業風土・ものの考え方という「価値観」について、共感できる人を採用するということです。
それは、スキルや知識は入社後に開発が可能となりますが、「何に意味を感じるか?」 「仕事を通じて、何を実現したいか?」 「何を大切にしているか?」といった、価値観を変えることはかなり難しいからです。
以前であれば新卒者などは「真っ白なキャンバス」なので、自社の研修等を通じて自社色にしていくということをしていましたが、現在の環境下では、自社色に染める前に転職をされてしまうからです。
こんな経験は無いでしょうか?
「能力の高い人」もしくは「凄い熱意の持ち主」ということで採用したものの、入社後、同期の周りの人を巻き込んで、人間関係に問題が生じて、その人ばかりでなく数名が退職してしまった。
こんな経験は無いでしょうか?
これは、人材マーケットでは「琵琶湖のブラックバス」と言われています!
連れて来てはいけない外来種ということなんです。
この、連れてきてはいけない外来種を入れてしまったことで、自社の人間関係(琵琶湖の生態系)を壊されてしまうという例えです。
つまり、考え方が自社の考え方と全く合わないマイナスの方は、どんなに熱意や能力があっても結果はマイナスにしかならないということなのです。
では、共感型採用(価値観の合う人の採用)を実施するには、どうしたら良いかにつきましては、次号でお知らせいたします。
では!また。







